1974年、ニューヨーク。デュフレーヌ画廊で働き始めたジェームスは、個展を開くダリのアシスタントを務めることになる。憧れの芸術家ダリと妻のガラに気に入られたジェームスは、奇想天外なダリの世界へ招き入れられ有頂天になる。だが、個展は3週間後に迫っているのに、ダリはパーティー三昧の日々を送り、作品は1枚も仕上がっていない。すると突然、ガラが金のために描けとブチギレ、ダリはジェームスの目の前で傑作を完成させる。個展終了後もジェームスはダリのために働くことになり、ダリの故郷のポルト・リガトへ渡り、画家の原点に触れるという新たな感動に震えるが、そこにはさらに不思議で危うい〈ダリ・ランド〉が待ち受けていた──。
ようこそ、いけない大人の遊園地〈ダリランド〉へ。{siteData.siteName}9月1日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA他にて公開。20世紀で最もシュールな天才アーティストの真の顔とは。
順不同
ダリが愛し拡大した混沌とする世界
彼のコンプレックスと自信
不器用さと純粋さが
少し心に痛く
すこぶる愛しい
シシド・カフカ さん
(ミュージシャン・女優)
まるで本物!
すべてが記録映像のような映画だった。
天才を演じ、天才になった画家の人生を
覗き見した気分。
ナカムラクニオ さん
(6次元主宰/美術家)
何がダリを、ダリたらしめるのか。
絢爛かつ一癖も二癖もある
アートワールドを舞台に描かれるのは、
紛うことなきカリスマであり、
そして同時に人との関係の中で
翻弄されるダリの姿だ。
かの天才芸術家の初めて知ることになる一面を、
ぜひ劇場で体感してほしい。
志賀玲太 さん
(QuizKnockライター)
監督メアリー・ハロンは本作の中で
サルバドール・ダリを
「偉大な芸術家」として描かなかった。
映画『アメリカン・サイコ』で、
人々が望む社会的成功とそのファンタジーを
皮肉たっぷりの目線で痛烈に描いた
ハロンの手腕が光る。
野路千晶 さん
(Tokyo Art Beat編集長)
ダリを演じて、ダリに疲れ、
それでもダリでいることを全うした稀有な芸術家。
ダリと妻ガラが築いた、
清濁ごちゃ混ぜな世界に見入ってしまった!
石川三千花 さん
(イラストレーター)
ダリにフェイスがルックスライク(似る)と
言われたことがありますが、
ライフ(人生)は全く似ていません。
なんとなく彼のキャラクターは知っていましたが、
このムービーをウォッチして、
よくアンダースタンドしました。
やはりダリはジーニアス!
ルー大柴 さん
(タレント)
髭の生えた子供、ダリ。
天才と変人は紙一重って聞いたことがあるけれど、
この言葉はダリのための、ダリに向けて作られた、最高の褒め言葉なんじゃないかね。
異論はいらないさ。そう思ったんだもの。
さあ、皆様も変態的に天才で変人なダリの
パーティーへ行ってらっしゃい!
MISATO ANDO さん
(アーティスト)